ヘアカラーがしみてつらいです
もうカラーをしない方がいいですか?
美容室やご自宅でヘアカラーをしたことのある方で『カラー剤が頭皮についてしみた』という経験をお持ちの方は少なくありません。
美容室でもカラー剤を塗っているときや時間を置く前などに「しみませんか?」と確認をします。(しないお店もあるかも)
美容師が確認をしても多くのお客様が「大丈夫です」と返してくれますが、本当はしみてますという方いらっしゃると思います。ある程度の対策はできるので美容師さんに伝えてください。
ヘアカラーを長く楽しんでいただくためにも施術でイヤだなと感じることは減らしたいですよね。
カラー剤がしみないように当店でやっていることをご紹介していきます。
ヘアカラーはどうしてしみるの?
ヘアカラーがピリピリしみる理由はカラー剤の1剤と2剤が混ざることで起こる反応が頭皮に刺激を与えます。
時間の経過で反応は収まるので混ぜて間もない薬剤はしみやすい傾向にあります。
施術中のピリピリと帰ってからのかゆみは別物
ヘアカラーのしみ方は「ピリピリ」や「チリチリ」といった細かい刺激の連続のようなもの。塗布後ある程度で感じなくなることがほとんどです。
それとは別に『〈家に帰ってから〉もしくは〈翌日〉にかゆみが出てくること』があります。
これは残留的な刺激ではなく『カラー剤によるアレルギー』なので勘違いしないようにしましょう。一度発症してしまうと毎回かゆみを伴うようになり、ひどいときには顔がパンパンに腫れてしまうこともあるので注意が必要です。
カラー剤によるアレルギーを感じたときには皮膚科の先生に相談して下さい。
ヘアカラーがしみるのをガマンするとどうなる?
アルカリカラー剤やブリーチ剤はpHが強いアルカリ性なので強くしみるほどの状態を長く続けると、皮膚に影響が出ます。
皮膚がむけてしまったり、炎症を起こしてただれてしまったりする可能性も0ではありません。
少しピリッとするくらいなら大丈夫ですが、強く刺激を感じる場合はガマンせずに美容師さんに伝えましょう。
ヘアカラーしみさせないための対策3選
- 保護クリームを頭皮に塗る
- 薬剤をものすごく混ぜる
- 万が一しみたら浮かす
一つずつ詳細を書いていきます。
保護クリームを頭皮に塗る
ヘアカラーの薬剤が頭皮についてしまうことが、しみる一番の原因になります。
なのでなるべく直に触れないようにという意味で保護剤を頭皮に塗っておきます。
塗ると塗らないのではぜんぜん違うので、美容師さんにはケチらず保護クリームを塗ってほしいところです。
薬剤をものすごくよく混ぜる
ヘアカラーの1剤と2剤が混ざることで刺激の原因の発生につながります。
それを塗ることで刺激を感じてしますのですが、少し時間を置くとピリピリが落ち着きます。
なのでしみやすい初動をかき混ぜることによって刺激の元を揮発させ、塗布後に感じるピリピリをマイルドにします。
効率を良くするためにマドラーを2本使い、だいたい100回以上は意識して回すようするとツンとするきつい匂いも和らぐので、当店ではカラー剤の匂いがキツイと言われることもありません。
万が一しみたら浮かす
これはわかりにくいかもしれませんがカラー剤を塗布する際に頭皮にもピタッと塗ることがあります。白髪染めのお客様の場合なおさらそういったしっかりとした塗布の仕方も。
すると薬剤から揮発している刺激の元が頭皮と薬剤の間にこもってしまい、刺激を感じやすくなってしまいます。
「しみませんか?」と確認し「ちょっとしみます」と言われたときには髪を立ち上げて空気の通り道ができるようにしてあげると刺激が減り楽になるので参考にしてください。
美容師によっては「大変だ!すぐ流しましょう!」となる方もいますが髪を立ち上げて薬剤を浮かすだけで対処できるので、これでもしみてしかたないという事態にならなければ大丈夫です。
番外編:ヘアカラーの前日は髪を洗わない
保護クリームと同じような効果を自前の頭皮の脂でまかなうものです。
たまに良かれと思って美容室を利用する前にシャンプーしてからというお客様もいらっしゃいますが、ヘアカラーがしみてしまう原因になってしまいます。
前日の夜に洗ってないから汚いと思っても、よほどでなければそのままでいいことも。
毎回しみてしまうという方は前日の夜に髪を洗わずに美容室を利用してみてはいかがでしょうか。
ヘアカラーをしみさせないための対処法:まとめ
- 保護クリームを頭皮に塗る
- 薬剤をものすごく混ぜる
- 万が一しみたら浮かす
上記が主に美容室でできるしみないようにするための対策。
他にも刺激の少ないカラー剤があったりもしますが、薬剤の性質上、微差にとどまるものかと思われます。
美容室でできること以外にも前日の夜に髪を洗わないことで刺激の回避もできるので、一度実施してみるのもありでしょう。
また、カラーをする当日の体調などによってもしみる日としみない日があったりもします。体調が優れなかったり、熱で体温が高くなっていると薬剤が反応しやすくしみてしまうこともあるので、体調不良なときに美容室の利用を避けることも必要です。
健康的な髪を育てながらヘアカラーを楽しむようにしてください。
どこから目線のブログを書いたかわからなくなってしまいましたが、ヘアカラーは基本的にしみるものなので我慢はしないようにしましょう。
公式LINEで相談を受けることもできるので、お悩みがあれば気軽にお問い合わせください。
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