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洗い流さないトリートメントの効果的な使い方

洗い流さないトリートメントを使っているけど、いまいち効果が実感できない

そういったお客様の声を耳にすることがあります。

美容師としては洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメントとも呼ばれる)にはしっかりと効果があって、使わないよりも使ったほうがいいとお伝えさせていただいております。

では、なぜ洗い流さないトリートメントの効果の実感ができないのか。理由としては以下の3点があげられると思います。

  1. 使い方がおしい
  2. 髪質に合っていない
  3. ドライヤーが悪い

ほかにもあるかもしれませんが、めぼしいのはこんなところ。

本記事では今あるものでも対応できる①の「洗い流さないトリートメントの使い方」について紹介します。

②と③についてはすぐにどうこうできるものではないので、別記事で説明をさせていただきます。

目次

効果的な洗い流さないトリートメントの使い方

洗い流さないトリートメントにはいくつか種類があり、オイル・ミルク・ミストなどに分かれます。

一般的によく流通しているオイルタイプを前提として効果的な使い方をお伝えします。(他のタイプでも可)

効果的な使い方のポイント
  1. お風呂上がり後の丁寧なタオルドライ
  2. 荒めのクシでコーミング
  3. 濡れた状態で洗い流さないトリートメントを毛先を中心に塗布
  4. 細かめのクシでしっかりとなじませる
  5. 3~5分ほどおいておく
  6. ドライヤーで乾かす

パット見だと手順が多く感じますが、誰にでもできるような簡単な方法です。

では各項目の説明をしていきます。

1:お風呂上がり後の丁寧なタオルドライ

髪の毛を乾かそうにも水分が多すぎるとドライヤーの熱を長くあててしまうことになるので、できればしっかりとタオルで水気をとるようにしておきましょう。

傷みの強い毛先はこするようにタオルドライするよりも、タオルで包んであげてたたくように水分をとると負担がかかりにくく、キューティクルを守れるのでおすすめ。

amazonに「ハホニコ マイクロファイバータオル」というふんわり柔らかな手触りのタオルがあります。水分の吸収力がよく効率よくタオルドライができるベストバイアイテムです。
この類のタオルはおすすめです。

2:荒めのクシorブラシでコーミング

しなくてもいいと言えばいいのですが、あとで細かいクシを通したいので、引っかかりにくくするためにあらかじめ荒めのクシかブラシを通しておくといいです。

濡れた状態の髪(特に傷んでいる髪)は引っかかって通りにくいこともあり、ハイダメージの髪は切れやすいです。むりやりクシを通すことにならないように気をつけてください。

コーミングやブラッシングを雑にすると濡れた状態の髪の毛は切れてしまうことがあります

3:濡れた状態で洗い流さないトリートメントを毛先を中心に塗布

ショートで1プッシュ、ロングなら2~3プッシュほどの量を毛先を中心につけてください。

傷んでいるからとつけ過ぎるとジトっと重い質感になりやすいですが、ケチって少量にすると効果を感じにくいので使用量はご自身の長さ・毛量・ダメージに応じて判断してください。

ハイダメージの場合は長さ基準に+1プッシュがおすすめです。

まれに頭の上の方から洗い流さないトリートメントをつけるかたもいらっしゃいますが、その付け方はNGです。ダメージの強ういところほどつけて、弱いところは手のひらに余ったものを薄っすらくらいで十分です

4:細かめのクシでしっかりとなじませる

一般の方がつけるとどうしても洗い流さないトリートメントは塗布量のムラが出てしまうことがあります。

目の細かいクシを使うことで洗い流さないトリートメントをしごき、全体に均一になじませることができるようになります。

塗布量のムラが出てしまうと効果を実感できるところとできないところの差が出てしまうので、イマイチと感じやすくなります。

5:洗い流さないトリートメントを付けたあと3~5分ほど時間をおく【重要】

美容師さんがあまり教えてくれないポイントなのですが、洗い流さないトリートメントの効果を実感するためには『少し時間をおくこと』が一番大切です。

洗い流さないトリートメントはつけた瞬間からなじむものではなく、内側まで浸透してくれるにはどうしても少し時間がかかります。

クシを通してから3分ほど経過してから乾かすようにしてみてください。これだけで乾かす前の髪が少し柔らかくなっていると感じられるはずです。

6:ドライヤーで乾かす

最後はは普通に乾かしていただいて大丈夫です。

基本的に髪の毛を乾かすときには根元側から先に乾かしましょう。特に毛量が多い盆のくぼのあたりから乾かすと効率的です。

しっかりと乾かしたら最後に上から下に向かってキューティクルの流れを整えるようにドライヤーの冷風をあててあげるとツヤが出やすくなります。

洗い流さないトリートメントの効果的な使い方:まとめ

個人的によく使用するオイルタイプを想像しながら記事を執筆しました。

オイルだと髪の毛が濡れているときも乾いているときも、ムラなくつけやすいメリットがあるのでおすすめしています。

当店のオリジナルオイル

ミルクやミストだと乾いているときに比較的つけむらになりやすいかなと思うので、お客様の髪の状態やお手入れの方法によって薦め方を変えさせていただいています。

髪質に合うヘアケア剤は個人差があり、使用感も違ってくるのでお気に入りのアイテムが見つかるといいですね。

もし、きちんと効果を感じることができたときには公式LINEの友だち追加から《ブログを読んで良くなりましたという報告》をいただけると嬉しいです。

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お読みいただきありがとうございました。

効果的な使い方まとめ
  1. お風呂上がり後の丁寧なタオルドライ
  2. 荒めのクシでコーミング
  3. 濡れた状態で洗い流さないトリートメントを毛先を中心に塗布
  4. 細かめのクシでしっかりとなじませる
  5. 3~5分ほどおいておく
  6. ドライヤーで乾かす

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